今日、利用者の1人が意識がはっきりしなくなり、病院に搬送され、入院になりました。
意識がなくなる前に私がその方と関わっていて、いつもと変わりないと思っていたのに、その後すぐに意識が……。
ちゃんと細かいところに目が行っていたら、早く気づけたのかなと。
介護職に向いてないのかなって……。
僕たちの仕事は、いつそうなってもおかしくない環境の中でケアを行っているから、誰がいても起きるときには起きてしまう。
だから、毎日を大切にして関わるんだ。だから、笑顔が大事なんだ。
目の前の方の最後に見る顔が笑顔であってほしいからね。
俺も、何度も自分が気がつかなかったんじゃないか、もっと早く気が付けたんじゃないかと思うことはたくさんあった。
でもね。
「あなたを選んだんだよ」
最初は何を言っているのかわからなかったけど。
その方の最後に一緒にいれたことは、いれなかった時よりもっと辛い時間。
介護職として寄り添えた証拠なんだよ。
その辛さや悲しさを忘れないで欲しい。
心を痛め、振り返ることが出来るから、そのまま真っ直ぐ育ってほしい。
辛いことや悲しいことを素直に感じれることは、介護職に必要なんだ。
仕方ないんだよって言葉で平気になれない方がいい。
そのままでいい。
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